照沼敦朗「ミエナイノゾミ」「ミエテルノゾム」
モノクロのキャンバスから見え隠れする映像とキャンバス全体に映る極彩色。並ぶ二つの作品スペースそのものがインスタレーションです。
青山悟さんの作品。
少女の絵画と表裏一体の女性政治家の刺繍。現代アートは思想、哲学、作家性が特に色濃く出ます。
赤レンガ倉庫1号館2F
DONG Yuan(董媛)「おばあちゃんの家」
油彩、アクリル画の大小様々なキャンバスを立体的に配置した絵画群。
3つの部屋、前後左右の壁に展示される作品は一般の人にもわかりやすい現代アート表現だ。
テーマ云々を意識せずとも、足を運び美術を自身の目で見ることの面白さを体感できる。
Ragnar KJARTANSSON「ザ・ビジターズ」
9面のスクリーンに映し出された映像。現代アートは映像やインスタレーションを抜きにして語れません。
シンクロした演奏者の各映像がユニゾンになった瞬間、心地よさにゾクゾクします。
音質が極めて良いので楽器の息遣いが聞こえます。
象の鼻のパラトリエンナーレ。参加型パフォーマンスが多いこの地区。兎の頭をつけた市民パフォーマーが会場を誘導しております。ライトアップされた会場はさながらワンダーランド。自身の感覚を探すアートの根幹を突き詰められると面白いかもしれません。盲目の演者による音探しは非常に演劇的でした。
前回回りきれなかったので #ヨコハマトリエンナーレ 残りの場所へ。2日くらいかけないとこれだけの量と広さのアート展は回れません。
ランドマークタワーにあるオブジェ/横浜美術館のエントランス
横浜美術館内、アーチとMAPを抜けて上階最初にお目見えするミスターさんの展示。
萌えキャラの廃墟風ディスプレイの妙で異質感がハンパないです。
生まれる国と時代が違えばアンディーウォーホルもこういうものを作っていたのではないかしら。素晴らしいポップカルチャーガラパゴスです。
大きさと空間が不思議な感覚へ誘うマークフスティニアーニさんのトンネル
パオラピヴィさんのI and I(must stand for the art)カラフルなシロクマが立ち上がってます。
マウリツィオカテランさんの作品は存在そのものがなんともユニーク。
開港記念会館へ。ここは柳幸典さんの作品のみですが、これは必見。
築100年の建物そのもののをうまく利用し、ディストピアのような雰囲気が漂います。ちょっと学園祭のお化け屋敷を思い出してしまいました。
旧第一銀行横浜支店 YCCヨコハマ創造都市センターのRED ROOM。
馬車道ガス灯フェスと合わせてガス灯を感じさせる何かか赤いものを身につけてくるとお菓子がもらえるイベント中でした。
RED ROOMは定期的にこの施設で開催されているのでトリエンナーレ終了後もイベント情報をチェックしておきましょう。
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