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  • 執筆者の写真Tony Ozawa

瀬戸内国際芸術祭2019 その4

日程の都合でこの日で最後になりました。瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島に向かいます。

小豆島へは色々な港から船が出ていますが、今回は新岡山港から出発です。

たくさんのフェリーに乗ってきましたが、めっちゃ綺麗なんです、この船。

甲板には滑り台やらオシャレなブランコ型チェアーなんかもあります。なんだか高級レジャークルーズに行く気分です。


小豆島は大きな島なので到着港がいくつもあります。主要港は西側の土庄港になるので、岡山からもこちらに到着です。


土庄港から迷路の町周辺の展示を回ります。


太陽の贈り物 チェ・ジョンファ(崔正化)

迷路の街の名前の通り、この辺りの路地はとても入り組んでいるので小路を進んでいくとどこに出るのか、ちょっとしたワクワク感があります。

感覚としてはヴェネツィアのカッレに通ずるところがあるかもしれません。

迷路のまち~変幻自在の路地空間~ 目

変幻自在の路地空間はそれにインスパイアされたような、古民家一軒が上下左右白い壁に埋め尽くされて、部屋も階段もどこに通じているのか、グルグルと出口を探してさまようという、遊園地にあるミラーハウスのような面白いアートです。



さて、ちょっと寄り道して。

エンジェルロードと呼ばれるこの浜は、干潮になると向こうの島まで道がつながるのです。

せっかくなので道がつながるまで、のんびーり待ちます。

オシャレなカフェもあるので一休みです。



この日は12時半ごろに開通です^^

みんな向こうの島までぞろぞろと干潟を歩いていきます。願い事が叶うやら、恋人同士で渡ると永遠に結ばれるとか。大人気のスポットです。

なんとか時間を合わせて、天使が降りてくる時を見ていただきたい。


次は三都半島へ。この島は広すぎるので歩きではほとんど回れません。

自転車か、車か。バスで行くのなら、本数の少ないバスの時間を調べて、その時間まで各スポットを回るというのが良いでしょう。

でないと、私のような目に合います(汗)

花寿波島の秘密 康夏奈

ここからはスタッフの方にバスで送っていただきながらスポットを回ります。お散歩してたらclose時間間際になってしまったため、かなり駆け足で全部回らせていただきました。

スタッフの方、本当にありがとうございます。

しかも完全貸切のプライベートツアー状態。ありがたや。


海辺のクォーツ 平野薫

エレメント 志水児王

過去と現在の山にのぼり、銀未来の海をながめる 鹿田義彦

境界線の庭 土井満治

帰りのバスの時間も調べずグダグタな私を、フェリーに間に合うようバス停まで送っていただくという至れり尽くせりで。

神戸へ向かう東の坂手港へとバスに揺られます。


スター・アンガー ヤノベケンジ

夕暮れに美しく染まる瀬戸内海を後にして、ひとまず旅の終わり。



島巡りの楽しさとアートの世界。人の優しさに触れるとてもいい時間でした。

他の島や、行けなかった場所には別の会期か、数年後にまた訪れてみたいものです。

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